BLOGブログ

BLOG

2

節分にいわし食べる風習

食材のコラム

節分にいわしを食べる理由

節分にいわしを食べる風習は、平安時代に遡るらしい。

季節の変わり目によく風邪をひく、体調を崩すと言う人がいます。
古くから「季節の変わり目には、邪気が入りやすい」と言われています。
邪気=病気=鬼
鬼は、いわしを焼く臭いと、柊のトゲが目に刺さるなど鬼が嫌いな物とされていたとか。
いわしは、たんぱく質 カルシウムが豊富なうえにカルシウムの吸収を促進するビタミンDや
皮膚や粘膜を守るビタミンB2、脳を活性化させるDHAや血液をサラサラするEPAも豊富です。
健康に大切な栄養成分が詰まっていて、焼いて頭を残して骨まで食べて病気(鬼)知らずの
身体を作りましょう。

薬膳的に考えると
明日は立春、春と言えまだ寒い日が続きます。
いわしは、体を温め 気を補い 血を作り皮膚や粘膜を守り
脳を活性化させ、骨を丈夫にしてくれます。

春は、風邪の邪気 中医学では「風邪は万病の長」
いわしを食べて体を温めて皮膚を丈夫にして病気の予防にお勧め食材です。

作州地方では、今でも焼いたいわしの頭を柊の枝に刺し
軒先に飾る家もあります。(最近では見かけなくなりましたが)

明日は、二十四節気の一つ「立春」 一年で最初の節句に邪気を払い
無病息災を願って、いわしを焼いて食べましょう。

RELATED

関連記事

PAGE TOP